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BLUE LETTER
【連載】実は〇〇はエシカル商品
「才色兼備ですね」。ストレートにそう言われたら、控えめに謙遜しながらも心の中では狂喜乱舞。女性への褒め言葉ですから、伝えられてうれしくない人はいないでしょう。そんな知性もあって容姿も整っているインナーウェアが、今回のコラムの主役です。
全体に模様を連続させたオールオーバーレースで、高級感あるルックスに加え、身生地の一部（全体の32％）には、GRS【※】認証を受けたリサイクル糸を使用しています。
【※】Global Recycled Standardの略で、最終製品内にリサイクル原材料が20％含まれているどうかに加え、社会面・環境面・化学面も審査される。
特筆すべきはボタニカルダイという染色方法で、染めた後の水汚れが少なくエコロジカル。ネイビーは幸運をもたらす花との言い伝えがあるデルフィニウム、ピンクベージュはアンスリウムの葉の色素で染め上げています。どちらもファッションの傾向や相性を考え抜いた、くすみ系のニュアンスカラーが今どきです。
糸と染色のサステナブルな連携も相まって環境への配慮も実現。独自素材の研究・開発に時間はかかりますが手間を惜しまないからこそ、オリジナルのテキスタイルに自信があります。流行に乗っているわけではなく、KID BLUEのSDGsへの取り組みは本気なのです。
Photo：Yuji Kawata／Riverta（model）
Teppei Daido（still life）
Graphic Design：Yuka Yamazaki／Y&Y design studio
Edit & Text：Kaoru Isobe
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